海外案件の報酬受取、海外AIサブスクの決済、海外送金、海外旅行のATM出金。副業の規模が広がると、海外決済が必要なシーンは一気に増えます。

そのとき選択肢に上がるのが WiseとRevolut です。どちらも有名で評判はよく、結局どっちを使えばいいか迷う人は多くいます。

結論から言うと、副業者にとっての最適解は Wise と Revolut の併用 です。本記事ではシーン別の使い分けを、5つの用途で具体的に解説します。

本記事の結論
①海外案件のUSD報酬受取はWiseが優位(米国ローカル口座番号が発行される)
②海外AIサブスクの決済と両替はRevolutが優位(平日両替手数料0%)
③両方を持っておくだけで、副業の海外決済コストが年間数千〜数万円下げられる

※本記事の情報は2026年5月時点です。料金体系はWiseとRevolutの公式サイトで最新情報をご確認ください。

副業者が海外決済に触れる5つのシーン

ナビ子
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まず副業で海外決済が登場する場面を整理しよう

副業者が海外決済に触れるシーンは、大きく5つに分かれます。

  • ①海外案件のUSD報酬受取(Upwork、Fiverr、海外クライアント直契約)
  • ②海外AIサブスクの決済(ChatGPT Plus、Midjourney、Claude Pro等)
  • ③海外送金(海外フリーランス・海外ベンダーへの支払い)
  • ④海外旅行・ノマド時のATM出金とカード決済
  • ⑤少額スポット案件のPayPal決済

それぞれで最適なツールは違います。1つで全部こなそうとすると、必ずどこかで損をします。

WiseとRevolutの基本仕様

ナビ子
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2社の基本スペックを並べて比較するよ

Wise(旧TransferWise)
創業:英国ロンドン
日本での位置づけ:資金移動業者として登録
強み:透明な手数料体系、海外受取のローカル口座番号、海外送金の速さ
基本料金:口座維持無料、両替は固定マークアップ(0.4〜1.0%程度)

Revolut
創業:英国ロンドン(リトアニアに銀行ライセンス)
日本での位置づけ:資金移動業者として登録
強み:平日のインターバンクレート両替、マルチカレンシー口座、ATM出金
基本料金:スタンダードプラン無料、両替は平日0%+月30万円までの無料枠

両社とも日本で正規に運営されており、安全性に大きな差はありません。違いは料金体系と機能の方向性です。

用途別の使い分け5パターン

ナビ子
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5つの用途を1つずつ見ていこう

用途1:海外案件のUSD報酬受取はWiseが優位

結論:Wiseを使うべき
理由:Wiseは日本ユーザーにも米国ローカル口座番号を発行する。RevolutはSWIFT受取のみで中継銀行手数料が発生する

Wiseの「マルチカレンシー口座」を有効化すると、米国ローカル口座番号(routing number)が発行されます。

UpworkやFiverrの出金設定で、この番号を米国内の銀行口座として登録できます。米国内ACH送金として安く速く受け取れる仕組みです。

Revolutにも米ドル口座機能はありますが、日本のRevolutはSWIFT送金のみの受取です。送金経路に複数の銀行が入り、中継銀行手数料が15〜50ドル発生する場合があります。

用途2:海外AIサブスクの決済はRevolutが優位

結論:Revolutを使うべき
理由:平日のインターバンクレート両替+月30万円までの無料枠で、決済コストが実質ほぼ無料

ChatGPT PlusやMidjourneyなどの海外サブスクは、米ドル建ての請求が毎月発生します。

Revolutで米ドル残高から直接決済すれば、日本のクレカで発生する1.6〜2.5%の海外事務手数料を回避できます。

Wiseのデビットカードでも決済はできますが、両替手数料が固定マークアップで乗るため、Revolutの平日0%両替には負けます。

用途3:海外送金はシーンによって変わる

結論:透明性ならWise、ボリュームならRevolut
理由:Wiseは送金額に対する固定料率、Revolutは送金無料だが中継銀行料がかかる場合あり

海外フリーランスや海外ベンダーへの支払いが発生するなら、料率が透明なWiseが扱いやすいです。

送金額が大きく、回数も多いケースではRevolutの送金無料が有利になります。送金前に中継銀行手数料の有無を確認しましょう。

用途4:海外旅行・ノマドはRevolutが優位

結論:Revolutを使うべき
理由:マルチカレンシー口座とATM出金枠(月25,000円まで無料)が、長期滞在者の現地決済に強い

海外で現地通貨が必要なときは、Revolutカードで現地ATMから出金できます。

スタンダードプランでも月25,000円相当までは出金手数料が無料です。超過分は2%の手数料が発生します。

現地のカード決済も、Revolutが平日インターバンクレートで両替するため、日本のクレカより明確に安く済みます。

用途5:少額スポット案件はPayPalで受ける

結論:クライアント側のハードルを優先するならPayPal
理由:海外クライアントの多くがPayPal慣れしており、振込先情報のやり取りが最小

金額が小さく、関係も継続しないスポット案件であれば、クライアント側の手間が一番少ないPayPalで完結する選択肢もあります。

PayPalは手数料率が高めではありますが、初動のハードルを下げて案件を取りに行くフェーズでは合理的です。

副業のタイプ別おすすめ併用パターン

ナビ子
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あなたの副業タイプ別に、おすすめの併用パターンを紹介するよ

AI副業(国内案件メイン)
Revolut中心で運用。海外AIサブスクの決済コストを下げる用途で十分。Wiseはまだ不要。

海外フリーランス(Upwork、Fiverr等)
Wiseがメイン。USD受取の主役を担う。Revolutは海外サブスク決済と両替で補助役。

ノマド型副業(長期滞在+海外案件)
Revolutがメイン。現地での決済とATM出金で日常的に使う。Wiseは大口の受取と国内送金で補助役。

海外向けサービス販売(自社ECや個人サービス)
Wiseで受取、Revolutで海外サブスクや海外仕入れ決済。両方フル活用するパターン。

開設の進め方(おすすめの順番)

ナビ子
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いきなり両方は開かなくてOK。順番に始めよう

STEP1:まずRevolutを開設(所要10分)
海外AIサブスクの決済を切り替え、効果を体感する

STEP2:Revolutで2〜3ヶ月運用
両替・決済の流れに慣れて、月の海外決済額を把握する

STEP3:海外案件の受取が出てきたらWiseを開設(所要15分)
USD口座番号を発行してUpwork等に登録する

STEP4:半年運用して、自分のシーン別に最適な使い分けを固める

いきなり両方を完璧に使いこなす必要はありません。副業の規模に合わせて段階的に導入していけば十分です。

使うときの3つの注意点

ナビ子
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3つだけ気をつけてね

注意1:本人確認(KYC)はマイナンバーが必要

WiseもRevolutも、日本ユーザーの本人確認にはマイナンバーカードまたは通知カードと身分証の組み合わせが必要

マイナンバーカードを持っていない場合は、先にカードの取得を進めるのが近道です。

注意2:法人として使う場合は別プランを検討

個人プランは個人名義のため、法人経費精算には適さない

事業規模が大きくなったら、Wise BusinessまたはRevolut Businessへの移行を検討しましょう。

注意3:両替と送金のタイミングはかぶらせない

同じ取引で両替と送金を一気に走らせると、為替レートの動きで予想より目減りすることがある

大きな送金が発生するときは、両替を平日の市場時間内で先に済ませ、別タイミングで送金する運用が安全です。

よくあるご質問

Q. Wiseだけ、Revolutだけで運用するのは無理か

A. 副業の規模が小さければ片方だけで十分です。Revolutだけなら海外サブスク決済中心、Wiseだけなら海外受取中心の運用になります。両方そろえる必要があるのは、副業の海外取引が月10万円規模を超え始めた段階です。

Q. 手数料以外で重要な比較ポイントはあるか

A. アプリの使いやすさと通知速度に差があります。Revolutはリアルタイム通知と多機能なアプリが強みで、Wiseはシンプルな送金UIが強みです。日常的に使うのはアプリなので、無料で両方インストールして触ってみるのがおすすめです。

Q. 副業収入の確定申告で困らないか

A. 両方ともCSVで取引履歴を出力できます。日付、金額、両替レート、相手先を記録しておけば、確定申告の為替差益計算に使えます。会計freeeなどのクラウド会計と連携する仕組みは、現時点では限定的なので手動取込が中心です。

Q. PayoneerやPayPalと比べてどうか

A. PayoneerはUS銀行口座機能でUpworkとの相性が良く、Wiseと比較対象になります。為替レートと出金手数料はWiseが優位なケースが多いです。PayPalは手数料率が高めですが、クライアントの心理的ハードルが一番低いのが強みです。

Q. クレジットスコアに影響するか

A. WiseもRevolutもデビットカード機能の口座で、クレジットカードではありません。日本の信用情報には影響しないので、クレジットスコアの観点では気にせず使えます。

まとめ

WiseとRevolutは競合のようで、実は副業者にとっては 役割分担で組み合わせる相棒 です。

受取と海外送金はWise、両替と海外サブスク決済はRevolut。この使い分けを身につけるだけで、副業の海外決済コストは年間で数千円から数万円下がります。

まずはRevolutから開設し、海外案件の受取が必要になったタイミングでWiseを足す。この順番で十分に間に合います。

本記事のポイント
①海外案件のUSD受取はWise(米国ローカル口座番号が発行される)
②両替と海外AIサブスクの決済はRevolut(平日両替0%+月30万円無料枠)
③副業の規模に合わせて、Revolut→Wiseの順で段階導入すれば無理がない

合わせて読みたい:海外AIサブスクをRevolutで安く決済する方法